インドのAgio Paper & Industries社が、7年間閉鎖としていた同国Chattisgarh州に位置する同社工場のほぼすべての資産を売却する選択をしたことが分かった。2010年10月、同国環境当局はこのChattisgarh工場で年産1万8千トンの生産能力を有する新ライン2号機稼働直前に、同工場の閉鎖を要求していたとされる。一方、2010年の閉鎖までは別のライン1号機で印刷・筆記用紙、ポスター、産業用紙を合計で年間1万2千トン生産していた。今年第3四半期には、同社は工場の再開に向け設備の検査を実施、グラフィック紙生産の試運転を行なっていた。しかしながら、今週になって、発電所を含む資産の売却に対する株主の承認を得るプロセスが開始されたもの。
11月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ