Lee & Man Paper Manufacturing(理文造紙)が、同国江西省の九江市に位置する同社工場に於いて、再生コンテナーボード年産40万トンの生産能力を有する新ラインでトライアル生産を開始したことが分かった。10月初めに始まった機械的検査に続いて、Valmet社製の同ラインは同月末に最初の板紙製品を量産したとしている。同ラインで生産される板紙は、再生ファイバーをベースとしたライナーで、米坪範囲は90g~250gとしている。21号機となる同ラインは、同工場では2機目の再生コンテナーボード・ラインである。このラインの稼働によって、同工場の再生コンテナーボード生産能力は年産75万トンまで引き上がり、同省のその他メーカーに引けを取らない工場となるとしている。一方、同社は広東省東莞市の同社洪梅工場に於いて、年産6万トンの新ティッシュ・ラインを今月末までに稼働させる予定で、その2週間後に同仕様の別ラインも稼働予定。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ