ドイツのKohler社が、同国南西部に位置する同社Kehl工場に於いて、同社8号機となるドイツVoith社製の特殊紙年産12万トンのラインを2019年夏に新設する計画であることが分かった。Kohler社は、世界第2位の感熱紙メーカーであり、米国に於いても積極的に販売を展開している。Voith社によると、供給するのはBlueLine原料調製設備、ウェット・エンド工程、XcelLine抄紙ライン、オフライン塗工設備、VariPlusスリッター・リワインダーとなっている。また、生産能力が年産最大12万トンとなる同8号機は、感熱紙および軟包装紙の広範囲にわたる製品群を生産することなるとしている。更に、2019年夏には、世界で最もパワフルな特殊紙ラインのひとつが稼働を開始することになると付け加えた。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ