2017年、スペインに於ける再生用の紙・板紙回収量は、推定で約478万トンにのぼるとみられ、2008年の世界な金融危機以降では、今年4年連続の上昇推移を記録した、と同国企業団体Aspapelが明らかにした。同団体によると、11月現在のデータを基にすると2017年の再生用の紙・板紙回収量は前年比1.5%の成長をみせることになろうとしている。地方自治体の収集や大型流通場、印刷業者、工業企業などの民間事業者による回収によって発生する478万トンの紙と板紙は、 500万トンが達成された2008年以降では歴史的記録であり、2017年は同国での再生用の紙・板紙回収の歴史の中で上位から3番目になると付け加えた。同国で回収された紙と板紙は基本的にすべて、製紙工場でリサイクルされ、新しい再生紙と再生板紙になるとしている。
11月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ