植林地から収穫した原料からユーカリパルプを生産する世界有数のメーカーであるブラジルFibria社が、今日、同国Mato Grosso do Sul州Aparecida do Taboado市に共同一貫輸送ターミナルを開設したことが分かった。連邦高速道路BR158沿いに位置する同ターミナルは年間パルプ出荷能力が195万トンで、同社の第2工場(Tres Lagoas)で生産されるパルプをサンパウロのサントス港に輸送する道路および鉄道輸送と連結しており、その後アジア、ヨーロッパ、米国の顧客に輸出されることとなるとしている。また、この新ターミナルは、貨物ハブとして機能するブラジルの他の地域にある統合ターミナルの構造パターンに従っているため、貨物車の高速走行を可能にする広域レール軌道上での輸送が迅速化される。同社の投資額は、Tres Lagoas工場への第2パルプ製造ラインに準備した73億4千5百万レアルの投資総額に含まれている。
12月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ