12月5日、米国ニューヨーク証券取引所に於いてブラジルFibria社CEOが投資家に向けたプレゼンテーションの中で、同社はブラジル中西部Tres Lagoas工場で実施する同社のHorizonte2プロジェクトの成果に大変満足していると語り、更に同工場への新たな晒ユーカリパルプ・ライン導入の可能性について検討しているとした。また、同工場での今年8月2号機の稼働開始は、大変スムースな立ち上がりであったとしている。このラインは当初想定した生産性より43%高く、この為、2017年のこのラインの晒ユーカリパルプ生産量を477,000トンと予測すると付け加えた。従って、同ラインの今後の生産計画を2018年183万トン、2019年190万トンへと見直したとしている。なお、同工場への3機目のパルプ・ライン導入時期については不透明としながら、2021年の実現可能性を示唆した。
12月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ