最新の米国雇用統計によれば、11月の非農業部門就業者数が22万8千人増加し、全体の失業率は前月と同じ4.1%で推移した。11月、引き続き雇用が伸びた分野は専門の事業サービス部門、製造業、ヘルスケア部門であった。11月は10月の失業率と変わらず4.1%で推移、失業者数の合計は660万人であった。今年1月以降、失業率は0.5%ポイント減少、失業者数は79万9千人減少した。労働者層別では、11月の成人男性の失業率は3.7%、成人女性の失業率も3.7%、白人は3.6%、黒人は7.3%、10代の若年層は15.9%、ヒスパニック系は4.7%、アジア系労働者の失業率は3.0%と、各層で失業率はわずかに上下している。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月から横這いの約160万人で、11月の失業者全体の23.8%を占めた。
12月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ