中国のShanying International Holdings(山鷹国際)が、同国中央部湖北省に位置する同社Jingzhou新工場向けに新たな再生コンテナーボード・ラインを発注したことが分かった。フィンランドのValmet社が、全自動パッケージ付の生産ラインを供給するとして、このほど契約を取り交わした。Valmet社によれば、このタイプの取引額は通常4千万~5千万ユーロであるとしている。21号機となる同ラインは、ワイヤー巾8,600㎜で、設計スピードは分速1,500mとしている。稼働開始は2018年末頃の見通し。同ラインは、テストライナー、段ボール中芯などを米坪範囲80~130gで生産し、日産数量は1,600トン(年産にすると55万トン)となるが、山鷹国際が当初見込んでいた生産能力は年産40万トン以上というレベルであった。
12月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ