日本新聞協会のメディア強化委員会は、新聞の購読や閲覧に関する調査を実施する。同委員会は1999年から５回行った「新聞の評価に関する読者調査」を見直し、08年に「多メディア時代の新聞媒体力調査」を実施、以後、隔年での実施を決めていた。
　また、技術委員会はこのほど、第16回技術委員会賞の選考結果を発表した。技術委員会賞は09年度発行の『新聞技術』誌に掲載された製作技術が対象で、受賞作品は次の６件。
　▽「新オンラインデータベース『ヨミダス歴史館』の開発と実用化」（読売東京）▽「ユニバーサルデザインの基本文字『UD新聞明朝』」（信濃毎日）▽「委託受託システムの紹介迅速、低コストで委託・受託印刷を実現」（中日）▽「AdobeFlashによる選挙速報システムの開発」（宮崎日日）▽「全紙面をFMスクリーニングへ移行」（徳島）▽「折り不良検出排紙装置の開発」（朝日東京プリンテック、トッパンメディアプリンテック東京）
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future　6/14号」より