日本製紙はこのほど、日本包装技術協会が主催する「2014日本パッケージングコンテスト」の食品包装部門、飲料包装部門、輸送包装部門の3部門で、部門賞を受賞した。
「日本パッケージングコンテスト」は、日本のパッケージの最高水準を決定するもので、材料、設計、技術、デザイン、ロジスティクス、販売促進、アイデア、環境対応、適正包装など、あらゆる機能から各部門の年間優秀作品を選定している。同社が受賞した3製品の特徴は次の通り。
【食品包装部門賞】「バリア性紙カップ」…印刷用紙の塗工技術を利用して紙に直接バリア性を付与することで、化石原料の使用が減り環境負荷の低減を実現した。
【飲料包装部門賞】「レンガ型アルミレス紙パック容器」…常温流通、長期保存ができ、さらに牛乳パックと同様のリサイクルを可能にした。
【輸送包装部門賞】「茶セル苗1本入り段ボール」…苗サンプルの輸送用だけでなく、一般消費者向け小売用パッケージや展示会などでの広告塔などさまざまな機能を併せ持つ。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/29号」より