日本通信販売協会(JADMA)は、来春に新設される「機能性表示食品制度」に備え、事業者がこの新制度に関する正しい知識を得てスムーズに制度を活用できるよう、月1回程度のペースで勉強会を開講。将来的に新制度が浸透し軌道に乗るようになるまで、この勉強会を継続していく。
通信販売では食品やサプリメントなどの扱いも多いことから、かねてJADMAは行政機関との交渉を持つなどして、通販業界サイドからの要望を伝えてきた。「機能性表示食品制度」によって、食品の成分や製品の機能性を広告などで分かりやすく表示できる。
初回の勉強会は9月25日に開講。JADMAサプリメント部会長・山田英生氏の開講挨拶、JADMA常務理事・万場徹氏の新制度概要説明、JADMA調査役・地主園彰治氏の新制度における取締まりと処分の説明、新制度への大手企業の準備状況などについてパネルディスカッションが行われた。今後は専門家や大手企業の担当者、行政関係者が制度の概要や専門知識などを講義する予定。
2回目以降の問い合わせはJADMAの事務局まで(電03-5651-1155)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/6号」より