レンゴーのタイにおける合弁会社、タイ・コンテナーズ・グループ社(=TCG社)は、子会社を通じ、バンコク近郊のナコーンパトム県にある段ボールメーカー「D-イン・パック社」の全株式を取得した。D-イン・パック社の生産能力は約1万5,000t/年、売上高は1億2,300万バーツ(2013年度実績)。
タイはASEAN諸国の中でも製造拠点として多くの日系企業が進出しており、国民所得の増加とともに今後も段ボール需要の伸びが期待されている。今回の株式取得により、レンゴーグループのタイでの段ボール生産拠点は15工場に拡大する。
レンゴーは、タイをはじめ東南アジアでの段ボール事業を海外事業の重要な戦略事業と位置付けており、「今後も段ボール供給体制の一層の充実を図る」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/08号」より