日本製紙は、ウェンティ・ジャパンと合弁会社「日本製紙ウェンティ風力㈱」(代表:東藤芳臣、佐藤裕之)を設立し、日本製紙秋田工場の隣接地に風車3基の設置を進めてきたが、このほど設備が完成し竣工式を執り行った。
風力発電設備は1月から営業運転を開始しており、発電した電力は「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」を活用して販売している。
日本製紙は、豊かな暮らしと文化発展への貢献を目指し、全国にある工場の設備や土地のほか、培ってきた技術やノウハウ、人材を活用した多彩な事業展開を進めており、電力の安定供給に資するエネルギー事業もその一つ。
<日本製紙ウェンティ風力の概要>
〔所在地〕秋田県秋田市向浜地区
〔事業内容〕発電設備の運転・管理および電力の卸供給販売
〔出資比率〕日本製紙50%、ウェンティ・ジャパン50%
〔発電規模〕7,485kW(3基合計)
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/7号」より