=三菱製紙=
業績予想を修正
配当は9年ぶり復配へ
三菱製紙はこのほど、2018年3月期の業績予想を次記の通り修正した(連結、単位100万円、前期は実績値)。
前回 今回 前期
売上高 201,000 201,000 201,955
営業益 1,500 1,800 4,313
経常益 1,000 650 2,703
当期益 1,500 3,200 1,152
4Qに為替が円高で推移したため、外貨建資産・負債の期末(3月末日)時点の評価替で為替差損を計上、これにより経常益は前回予想値を下回る見込みとなった。一方当期益は、法人税等調整額(△19億円)の計上などにより、前回予想を上回る見込み。
また配当については、2009年3月期以来9年ぶりに復配する見通しとなった。1株当たり5円の期末配当を実施する予定。三菱製紙は10年3月期に無配となって以降、第1次および第2次の中期経営計画に基づき、業務基盤・財務基盤の強化などに取り組んできた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/21号」より