国際的な森林認証制度であるPEFCと相互認証を行っている「緑の循環認証会議」(以下、SGEC/PEFCジャパン)は8月1日から、花粉発生源を抑制する森林モデル育成に向けた啓発キャンペーン“No more hay fever ”を実施、その第1弾として8月31日(金)まで、インスタグラムとツイッターを活用した「はっくしょんフェイス選手権」を開催中。
SGEC/PEFCジャパンでは、花粉の発生量を抑制しながら生物多様性を保持しつつ、流域保全にも十分機能するスギ林の造成に取り組んでいく方針を打ち出しており、全国のSGEC/PEFC認証林における「少花粉スギ」の苗木植栽活動を推進している。
「はっくしょんフェイス選手権」は、この活動の認知度を拡大するため開催するもので、日本国民の花粉症に悩む思いをSNSでぶつけてもらい、投稿数とその反響をSGEC/PEFCジャパンが、11月にPEFC加盟49ヵ国が参加してスイス・ジュネーブで開催されるPEFC評議会総会の席上で報告する。
同キャンペーンへの応募は、インスタグラムやツイッターでユーザー名「Weloveforest」をフォローの上、自身のくしゃみの瞬間の画像を、キャンペーン指定#(ハッシュタグ)と、花粉症に関するメッセージを添えて投稿するだけ。審査は、「いいね!」の数とキャンペーン事務局の総合的な審査によって行われ、9月上旬に「ベスト・ハクショニスト(大賞)」1名が発表される。ベスト・ハクショニストには、11月にスイス・ジュネーブで開かれる「2018PEFC森林認証ウィーク」に出席してもらう前提で、往復航空券を進呈する。詳細は、キャンペーンホームページ(https://welove-forest.jp/)を参照。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/3号」より