日本製紙のストローレス学乳容器『School POP』が、トモヱ乳業が供給する学校給食用牛乳の容器として採用された。2022年4月から首都圏で給食デビューする。
『School POP』の給食用牛乳パックへの採用は、今年1月の高知県を皮切りに拡がっており、今回で全国4件目、首都圏では初の採用となる。
トモヱ乳業が『School POP』を評価した点は、「脱ストローによる環境問題への貢献」と「学校での環境教育の実践材料たりうること」。また、ストローでの飲用も可能なため、ストロー使用を継続する場合でも無理なく対応できる点も評価された。採用エリアは茨城県の一部とその他地域で、将来的に同社がカバーする全エリアのストローを廃止すると、472校、約4,300万枚/年が対象となり、削減されるストローの樹脂量(1本0.5gと仮定)は約21.5tと見込まれる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/15号」より