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紙の業界ニュース

2022/10/12

=日本製紙グループ=千葉市動物公園で紙カップリサイクル

 日本製紙グループの日本製紙、日本紙通商、日本デキシーは、東罐興業、キッズプロモーションとともに、千葉市動物公園で開催中のイベント「BREW at the ZOO」で、消費者参加型の紙コップ再生啓発イベント"カップリサイクルチャレンジ"に協力している。
 「BREW at the ZOO」は、ビールを飲みながら音楽を楽しもうというイベントで、大人にも動物園を楽しんでもらうために企画された。9月17日から10月10日までの土日祝日に開催している。
 ビールは紙コップで来場者に提供され、日本製紙などは飲み終わったあとの紙コップを回収してリサイクルする。飲食会場には東罐興業のコップ洗浄機「Re-CUP WASHER」が設置され、ビールを飲み終えた来場者は、この洗浄機で自ら紙コップを洗浄し、専用回収ボックスに投入。これらの使用済み紙コップは、日本製紙の草加工場に送られ、段ボール原紙にリサイクルされる。

桑崎(かざき)社有林でJ-クレジットの認証を取得
 日本製紙では、桑崎社有林(静岡県富士市)の継続的な間伐によるCO2吸収量が、J-クレジットの認証を取得した。日本製紙グループとしては、2012年の北山社有林(静岡県富士宮市)、須田貝社有林(群馬県みなかみ町)に続く3件目の認証取得となる。桑崎社有林の間伐によるCO2吸収量は年間850tで、8年間で6,800tとなる見通し。
 認証取得に当たっては、航空レーザー計測による測量データを活用した。J-クレジットの認証申請では、従来、実際に森林に入って行う実踏調査が必要とされ、これが大きな負担となっていたが、昨夏の制度改定で、航空機やドローンからのレーザー・写真による測定も認められるようになった。航空レーザーを活用した認証取得は、今回の日本製紙が国内で初めて。
 測量データは、静岡県が災害対応などの目的で実施している「VIRTUAL SHIZUOKA」構想に基づいて航空レーザーで測定したオープンデータを活用した。静岡県と日本製紙グループは5月、県内社有林を林業再生支援のフィールドとして活用するため、「先端技術の林業現場への実装に関する連携協定」を締結している。静岡県が航空レーザーによって測量したデータに、解析作業を加えた社有林のデータが、今回のクレジット創出に結びついた。日本製紙は、「(認証取得は)連携協定の成果であり、航空レーザー計測・解析を活用したJ-クレジット設定の申請手法について、今回蓄積したノウハウを県との協定に基づいて公開することで、J-クレジットの活用促進に貢献していく」と述べている。
 

株式会社 紙業タイムス社 「Future10/10号」より

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