洋紙のなかでも、特別の機能を付与した紙を「特殊紙」あるいは「機能紙」と呼ぶ。紙・パルプ統計では独立した項目として分類されておらず、明確な定義もないが、従来の紙の機能を超えた特性をもつ紙を総称していう。ちなみに弊社刊『特殊機能紙 』(発売中)の中では、炭素紙、合成紙、パーチメント、アルミ蒸着紙、陶紙、難燃・不燃紙、感熱紙、ガラス繊維紙、磁気記録紙、電気絶縁紙、印画紙、濾紙、ファンシー(ファイン)ペーパー、果実包装紙など多種多様な紙が紹介されている。
出典:「知っておきたい紙パの実際2009」株式会社紙業タイムス社