ニューヨーク控訴裁判所は、国際貿易における木材梱包材の政府規制措置を支持する判断を示し、米国天然資源保全協会(NRDC)と4州が農務省動植物検疫局(APHIS)による「代替梱包材の使用を考慮しない規制措置は連邦環境保護法に違反する」との訴えを退けた。APHISは2003年から米国森林保護保護のため国際基準(ISPM No.15)に基づき木材梱包材をくん蒸または熱処理し消毒済マークを表示する規則を実施している。NRDCや4州はAPHISが環境により害の少ない木材梱包の使用を考慮しない規制措置は連邦環境法、植物防疫法に違反すると主張していたが、控訴裁はこの訴えを却下、APHISは代替梱包材の製作が必要との認識から規則を遅らせたことを付け加えた。
7月12日付け SHIPPING GUIDEから
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ