2010年初めから原材料不足問題によりベトナム製紙業界は深刻な影響を受けている。原料不足で製紙メーカーは生産設備を一部停止し生産量の減少を余儀なくされている。2009年4月から本年7月までにパルプ価格は月平均6%上昇しており、機械パルプは610ドルから850-900ドル、古紙価格は130ドルから270ドルへ高騰している。製紙メーカーは価格調整を余儀なくされ値上げを実施しているが、物価安定には慎重な態度が要求されている。
7月15日付け 中国紙網から
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ