APPは英国及びスロベニアでのイベント開催時、EU印刷会社及び出版社は中国からの輸入コート紙が追加的・人為的に不当廉売関税と相殺関税を賦課されようとしている危機を強調した。本年初めCEPIFINE(欧州製紙連合)は中国からの輸入コート紙が不当廉売され政府から補助金を受けている点の調査を開始している。APP側の反論として、EUコート紙メーカーは僅か市場占有率5%しかない中国輸入コート紙には全く打撃を受けていない。EU市場の消費量及びは輸出量は増加しており、EUメーカーの一連の価格値上げも浸透している。中国の輸入品によりEUメーカーの生産量が打撃を受けた証拠がない。2008年から2009年、EUメーカーはEU市場占有率を7%増加した等を列挙。最終的には保護主義で川下の産業が負担を強いられることになる。
10月20日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ