国内メーカー・レデスマ社の提訴に従い、政府当局は12月10日に調査開始する旨通達した。対象国:オーストリア、中国、フィンランド、韓国及び米国。対象品目はコート紙の巻取、米坪80-200g、(巻取幅15c以下は対象外)。コート紙輸入量は1-10月で15.3万トン、対前年同期比21%増。レデスマ社はアルゼンチン唯一の国内メーカー(年産2.4万トン、国内需要野の約20%)。特にアジア品は自国での販売価格より20-25%安くアルゼンチンで販売されていると提訴。
PS 同じく12月10日、ブラジル当局も米国、フィンランド、スウェーデン、スイス、ベルギー、カナダ及びドイツからの輸入LWCに対しダンピング調査開始する方向にある旨発表。これは、ブラジル唯一の国産メーカー・ストラエンソの申し立てによるもので、対象品は米坪50-72g、白色度60-95%。
12月16日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ