国際航空運送協会(IATA)が推進する航空貨物ペーパーレス化プロジェクトe-freightが加速している。大韓航空は電子航空運送状(e-AWB)を導入。e-AWBは紙のAWB(air way bill)にかわり、フォーワーダーが電子データで伝送した貨物情報を使用し、貨物処理時間の短縮やペーパーレス化を通じ費用の節減効果が期待される。e-freightはIATA主導のもと、輸送会社、貨物扱業者、荷主、税関当局が関与する貨物業界全体のプロジェクト。航空輸送サプライチェーンのペーパーレス化、プロセス合理化、スピードアップやコスト削減を目指す。これにより、世界全体で年間49億ドルの節約が可能で、年間7800トンの紙文書が削減となり、環境面でも大きなメリットをもたらす。
1月11日付け SHIPPING GUIDEから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ