経済産業調査会は2日、経済産業省 経済産業政策局 調査課 課長 野原 諭氏を講師に「最近の経済動向」説明会を開催した。
日本は上昇下降のジャバラ経済となっており、輸出を主導として成長している。そのハードルとして、コモディティ値上がり、欧州ソブリンリスク、新興国バブル、円高リスクがあげられる。
11年2月の月例報告によると、「足踏み状態を脱しつつある」と上方修正されたものの、1月の貿易統計が2.9減となったことから、下振れの状況となっている。
日銀短観(12月調査)を基に、価格転嫁の状況を表す交易条件の試算では、大企業素材業種は実績▲25、先行き▲26、中小企業素材業種では実績▲33、先行き▲39となっている。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ