8月24日(水)ジェトロ主催の掲題セミナーに参加。2008年米国発端の金融危機以降、先進国経済が低迷する一方ブラジルはいち早く経済回復を見せ着実に経済発展を進めている。2011年1月ブラジル初の女性大統領(ジルマ・ルセフ)による新政権が誕生、新政権発足後のブラジル社会・政治・経済を多面的に解説がなされた。 ◎ブラジル輸入コスト試算(FOBジャパン 9500㌦、海上保険50㌦、海上運賃450㌦、CIFサントス港渡し10,000㌦、輸入税15%と仮定) 輸入コスト内訳(輸入税15%、工業製品税7%、商品流通サービス税18%、社会保険融資負担金7.6%、社会統合基金1.65%、貿易総合システム使用料23.53㌦、商船隊更新税=海上運賃x25%、倉庫・港湾通関費用=CIFx4%)。これらの要因をCIFサントス10,000㌦の商品に適用するとブラジル国内で発生する費用合計は7124.99㌦となり、最終的には輸入品にCIF金額の71.2%の税金及び諸費用が発生することになる。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ