東京都と東京港埠頭が5日から順次開始した早朝1時間(07:30-08:30)のコンテナターミナル(CT)ゲート・オープンの社会実験では15日現在の利用実績がわずか10日間でコンテナ約2,200本と好調に推移している。青海、大井のターミナルの混雑解消が目的で、夜間オープン時間拡大と比べ早朝のニーズが高い結果が出ている。早朝の1時間前倒しオープンは大井が5号、青海は全CT、品川2カ所、上組東京中央埠頭(中防地区)と、大井の日本船CTを別としてほぼ全ターミナルで多くが実験に参加し利用度が高まりつつある。例年暮れにかけてターミナルが混雑するが「実態的にはかなり改善され、早朝のゲートオープンも加わりいい方向にいっている」と関係者は強調。さらに改善に向け東京都は来年中にも中央防波堤地区(候補地検討中)に3万5,000m2規模(約300台収容)のコンテナ車両待機場の設置計画案を都議会に提出している。 12月19日付け Shipping Guideから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ