世界ティッシュ取引は2009年の景気低迷から回復しつつあるが、特に2011年欧州に於ける通貨・政治不安は多くの国で取引拡大の妨げとなった。世界ティッシュ消費量は2009年僅か1%の伸びを示したが、その後順調に伸び2010年4.1%、2011年は最終数字は未公開だが3.7%程度と予想される。2010年比マイナスの原因は北米及び西欧諸国での数量が伸び悩んだ為。本年ティッシュ消費量の伸び率は中国、ラテンアメリカ、ロシア及び新興国の伸びの支えられ、GDP成長率より若干上回る4%、2013年は経済回復を見越し4.3%と予想。 以下2011年各地域、国別伸び率推定:米国1.1%以下、カナダ2%、2012-2013年北米予想―従来の1.6-1.7%へ回復。西欧1.2-1.3%以下。東欧5%以下。ラテンアメリカ:5%、ブラジル7.5%。日本:0.8%、輸入量10万㌧以上。中国:2010年同様の10%、輸出量は2010年の50.5万㌧から49.5万㌧に減少、特に米国向けの減少が顕著。韓国:5.5%。台湾:3.5%。 2月16日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ