2010年は世界需要が僅かながらも1.2%上昇し、北米新聞用紙輸出は価格競争力と為替レートに支えられ、45%増加し250万㌧に達した。しかし、2011年にはアジア向け、特にインド向けが好調で2.7%増加したが、輸出市場2番目のラテンアメリカ向けは10%減少し、全体として世界需要の後退もあり総輸出量は5.7%減の235万㌧となった。2012年、アジア及びラテンアメリカ向けは需要が2%程度増加すると予想されるものの、北米の輸出量は全体として10%減し210万㌧とみられる。2013年―2014年は世界需要は電子媒体の増加で年平均0.5%の伸びが見込まれ、この間に新設予定はベトナムのタンマイ社(15万㌧)とベネズエラのプルパカ社(25万㌧)しかなく、2013-2014年の北米新聞用紙輸出量は若干増加の220万㌧と予測される。 3月22日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ