4月の英国古紙輸出は苦境に立たされている。船会社がアジア―欧州航路向けコンテナ数量を削減し、3月から海上運賃を粗100%値上げしている為。輸出コンテナ確保が難しく大量の古紙が国内で余って状態で、また、中国メーカーは必要以上の数量手当てをしていない為、古紙一般グレード価格は若干下降気味となっている。コンテナ不足の解消や中国勢が買いに出るまで、英国の古紙価格は下落傾向を辿るものと予想される。国内製紙メーカーは目下この状況下で利益を享受し在庫積み増しに忙しい。概して国内古紙需要は4月堅調に推移している。 4月23日付け EUWID Pulp & Paper から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ