同社はインド・ウッタラーンチャル州ラルクア工場の新設紙器用板紙及びパルプ設備(フォイト社製紙器用板紙年産能力18万㌧、晒Lパルプ設備能力16.2万㌧)の稼働を発表した。当初2011年第2四半期稼働の予定が最近まで延期となった。同工場は昨年12月に操業停止し3月に再開され、これに合わせて今回の発表がなされた。操業停止の背景には価格低迷、需要減やコスト高等が考えられる。又、新設備の発表はインターナショナルペーパー(IP)社のCentury Paper社買収報道とも呼応している。仮にIP社の買収が成功すると、IP社としてインドで2番目の買収となる。昨年IP社Andhra Pradesh Paper Mills(APPM)の株式75%を獲得している。 5月4日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ