玖龍紙業董事長張茵氏によると、玖龍紙業東莞基地は本年160億元(邦貨約1920億円)の売上高を達成する見込み。経営理念である「東方が明けなければ、西方が明ける」に沿って、同社は今後も経営多角化路線を推進する予定で、ライナー、強化中芯やコートボール以外に昨年は古紙原料とした印刷用紙に進出している。これは低炭素社会や環境保護の要求に沿っており、既に価格や品質の優位性で市場の評価を得ている。好条件で進出を要請する市町村が多い中、玖龍紙業は東莞市や麻涌県のサービスや行政効率の良さからここに留まり市・県と一体となって成長していく由。中国市場の確保を重要視し、製紙産業は急速に発展している中、玖龍紙業は昨年に生産量を20%前後増加し、今後5年間は年成長10%前後の維持を計画している。現在政府に複数の会社の合併申請を行っており、実現すれば本年東莞基地の売上高は160億元に達する。 5月8日付け 中国紙網から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ