浙江省寧波市小港工場で新マシン建設を前倒し、稼働予定を2013年末又は2014年初めとする。4号機、紙器用板紙(コートアイボリ―)、年産能力100万㌧(以前は70万㌧を計画)、7300mm幅、設計速度1200m/分。APP中国は広西、欽州でも年産能力120万㌧の紙器用板紙機(コートアイボリー)を設置中で、6月には設置完了予定、順調に行けば、第3四半期に機械テスト、第4四半期には商業生産となる。フォイト社製8700mm幅、設計速度1400m/分。尚。APP中国は寧波に板紙工場2ケ所操業して合計生産能力は157万㌧。中国ではコートアイボリーの増産が盛んで近々下記メーカーの工場も稼働の予定。◎山東太陽紙業:山東兗州市、2012年第4四半期26号機40万㌧、IP社との合弁会社が操業担当。◎山東博匯紙業:2013年初め100万㌧稼働予定。◎玖龍紙業(ナインドラゴン):2012年末に2台(天津と重慶に1台55万㌧)合計110万㌧。市場関係者から増産による生産過剰の危険性が指摘されている。目下昨年末からの需要減で価格が下落しており、現行価格は5450―6400元(861―1011ドル/㌧)で昨年初めの7000―7500元と極端に下降落している。 5月24日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ