米国ティッシュ・衛生用品大手キンバリークラーク社は欧州使い捨てオムツ事業から撤退し、消費部門の事業を戦略的に再構築し利益の上がる部門を拡大する。経営戦略に沿ったコスト構造の合理化を図る為、欧州オムツ事業は継続的な利益が期待で出来ないことから、工場閉鎖や売却してオムツ事業から撤退する事を決定。現在、欧州5か所の工場設備の閉鎖や売却を検討中で、検討対象先の年間売上高は合計約5億㌦だが営業利益は極僅か(閉鎖:英国のオムツとペーパータオル工場2ケ所、売却:スペイン/オムツ工場、イタリア/トイレットペーパー工場、ポーランド/トイレットペーパー及びフェイシャルティッシュ工場)。これ以外にも利益率や成長見込みの少ないティッシュ部門の売却や撤退も検討する。 10月30日付け EUWID Pulp & Paperから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ