世界紙板紙需要は2011年、2012年と2年間其々僅か1%の伸びであったが、2013年には3%の伸びが予測されている。経済成長の伸びや消費在庫量の横這い又は積み増しが楽観予測の要因。2013年にグラフィックぺーパー(印刷出版用紙)の電子媒体による減少がやや緩和される模様。世界新聞用紙消費量は2013年に過去2年間ほどの落ち込みはないにせよ2007年比900万㌧、約23%減少する。印刷筆記用紙需要は2011年―2012年に横這いであったが、2013年には2%のプラスとなるが、消費量は2007年ピーク時に比べ700万㌧減少する。主な成長要因はティッシュと包装材(段原紙と紙器用板紙)で、2013年世界ティッシュ消費量は4.5%の増加が見込まれ、2007年比600万㌧、22%増加する。世界段原紙需要は2011-2012年の年平均2.5%の増加に続き2013年は4%の増加が見込まれる。 11月29日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ