フィリピン関税当局は2月6日に特定の紙に対する緊急輸入制限措置が依然必要かどうか公式に調査する事とした。2010年9月にフィリピン製紙連合の申し立てにより貿易産業部が緊急関税の賦課を決定実施し本年で期限切れとなる。当初輸入テストライナーに対し通常の関税に加え緊急関税トン当たり1,342ペソを適用、2012年5月1,274ペソに引き下げ(適用期間2012年4月―6月12日)、その後現行の1,211.15ペソまで引き下げられている。(適用期間は2012年6月13日から2013年6月14日)。2月12日に予備会議が開催され、調査の手順を検討する。主として国内産業に対する損害の深刻度や緊急関税の必要度を調査する。
2月11日付け RISI 及び 2月6日付け GMS NEWSから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ