インドネシア2013年第1四半期の紙パルプ輸出額は5.61億㌦で対前年同期比2.02%増加しており、インドネシア貿易省によると、この増加は新木材合法性検証システム(SVLK)の実施が奏功しているとの事。インドネシアのSVLKが世界市場でインドネシア紙パルプ製品の競争力を高め、通関手続きの簡素化や迅速化に貢献しているとの説明。SVLKは通常1日から1ケ月掛る通関手続き比べ1日か2日に縮小出来るとし、SVLKはインドネシアだけが採用している。インドネシア製紙連合会の話では、インドネシア紙パルプ産業に今後成長の余地が十分あり、木材の成長も他の地域に比べ3-4倍速い。2013年の紙パルプ輸出は大幅増加が期待できる。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ