インド製紙産業はコスト高、原料調達問題及び海外メーカーとの競争等で統合過程にある。世界的に紙パルプ産業の構造が変化しており、インド製紙産業に与える影響も大きい。インド製紙連合会によると、いろいろ問題点はあるものの、紙の需要は約6-8%程度の成長を継続する見込み。インド製紙産業は過去5年間成長してきており、その間多くのメーカーが一貫メーカー化したが、目下、製紙事業と投資利益最適化にむけ強靭化の段階にある。製紙産業の年間生産能力は約1200万㌧で、多少の能力増が見込まれ、市場規模はGDPの伸びに沿って成長しており、人口規模、事務用品需要及び教育部門が成長の牽引となっている。
7月18日付け RISI及びThe Hindu Business Lineから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ