香港本社のEvergreen Plus社はタイ中部ロッブリー県、パッタナーニコム郡の休閑工場で年産能力42万㌧の晒Lパルプ工場の建設を開始した。2002年フィンランドで引退した中古パルプ設備をメッソグループから購入し2007年に前述場所に移送したが、資金問題から建設開始が数年棚上げとなっていた。依然、付属設備調達資金用に投資家を募集中で、資金の目途がつけば2年以内に操業開始が期待できる模様。原料は地元のユーカリを主に使用する予定で、既にチップ工場はタイの契約ユーカリ植林農家からチップを調達し稼働している。
8月23日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ