ラチャブリのバンポン工場に再生段原紙(再生中芯)機の設置を開始した。メッソ社
製16号機、機械幅7250mm、設計速度1300m/分、生産米坪90-150g、2014年第4四半
期稼働予定。更にメッソ社とカンチャナブリのワンサラ工場のコートボール9号機の
改造契約を締結、能力を11万㌧を更に3-4万㌧アップする。改造は2014年第2四半期に
実施の予定。同社は今後両工場で更に改造計画数件あるとの発表。バンポン工場の新
設及びワンサラ工場の改造でタイ国内の総生産能力は230万㌧に達することになる。
又、ベトナムにおいても、ホーチミン市にあるSCG社とレンゴーとの合弁会社ビナク
ラフト社(SCG70%,レンゴー30%)の1号機(フォイト社製、5300mm幅、設計速度800
m/分)の能力を改造し22万㌧から25万㌧に増産する。生産品目は再生ライナー及び
中芯。本年末に改造終了予定。
9月13日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ