アルゼンチンの輸入紙販売業者は為替の乱高下による極めて不安定な状況のため、得
意先への供給危機に直面しており、実質取引停止の状態にある。1月24日には$1/6.89
ペソが7.93ペソに一日で15%も下落するなどで、同国向け輸出業者にとっては最悪の
状況にある。2013年の同国の紙輸入数量は既に下落しており、筆記・印刷用紙は前年
比10.6%、板紙も8.4%減少している。ブラジルメーカーにとってアルゼンチンは主
要輸出相手国であるがこの状況では他国向けへ振り替えざるを得ない状況である。
2月12日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ