チリの大手紙パルプメーカーであるCMPC社は今年の第1四半期決算報告の中で、税引前利益を前年同期比17.9%増、$2億5千万と公表した。また利益率は前年同期比で前年の18%から21%へ上昇した。主な増加要因は活発なパルプ受注に加えて、同社内での慎重な原価管理の実行によるもの、と同社CFOは言及している。ただし、売上でみれば$11億7千万と前年同期比1.3%マイナスの実績で、その減少要因である林業、洋紙、薄葉紙生産分野での不振を54万3千トンの好調なパルプ販売で埋め合わせた結果となった。
5月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ