ブラジル森林産業協会が発表した最新の統計によれば、ブラジルの5月晒ユーカリパルプ輸出量は97万トンで、前年同月比13.3%増と大きく数字を伸ばした。また、当月は広葉樹、針葉樹両パルプ材を含めた生産量でも前年同月比6.9%増の134万トンで、今年度の月次では最高の数字となった。一方で、当月の輸入量も同18.2%増加し3万9千トンとなったが、国内販売は同0.7%と微増の14万7千トンにとどまった。結果として、5月パルプ国内消費量は同4.8%減って、41万6千トンであった。年頭からの5ヶ月を通してみると、パルプ輸出は前年同期比10.5%増の4百22万トン、輸入は同7.3%減の16万5千トン、生産量でみれば5.6%増加し6百53万トンと全般的に好調な推移となった。
6月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ