南米チリの今年1月~5月のパルプ輸出量累計は前年同期比4.5%増加し、合計で187万トンと数字を伸ばした。NBKP輸出が同9.7%増加し83万7千トンとなったことに加え、晒ユーカリ・パルプも同3.9%増加し85万5千トンへ増えたことが全体の数字の伸びへ貢献した。ただし、一方で未晒の針葉樹パルプ輸出は同12.5%数字を落とし、17万7千トンへ減少した。パルプ輸出の仕向先国を見ると、輸出金額ベースで中国向けは前年同期比16.7%増加、オランダ向けが33.8%急増したものの、韓国向けは16.5%減少を見せた。
7月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ