中国税関当局によれば、中国の7月パルプ輸入量は引き続き上向いており、前月比0.4%の微増で、1百51万1千トンとなった。6月の輸入量が前月から4.1%増で1百50万5千トンとなったのに続いての伸びである。ただ、7月の内訳をみるとLBKPの輸入量は6.9%減少し53万3千トンであった。LBKPの数量減少は、中国バイヤーが南米と国内からもたらされる新たな増産分による価格軟化を見越して、買い控えたことが原因である。7月の数量増によって、今年1~7月の輸入量合計は過去最高の1千31万トンを記録し、輸入実績9百64万トンであった昨年の1~7月から7%の大幅増となった。
9月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ