最新の統計によれば、米国の8月家庭紙消費者市場ではカット紙全体の出荷が前年同月比2.2%増(1月~8月累計では前年同期比1.8%増)、一般家庭向け出荷は前年同月比1.7%増、そのうちトイレット・ペーパーが同1.7%増、紙タオルが同1.9%増、フェイシャル・ティッシュが横這いとなった。一般家庭向け以外の出荷では、季節要因である学校向け新学期用の買い増しで、トイレット・ペーパーが同3.3%増、紙タオルが同2.9%増、生理用ナプキンが同2.9%増と軒並み出荷量が増えた。しかしながら、全幅の巻取り生産量をみると、8月は全体で69万6千トンで前年同月比0.4%の減少、国内の巻取り消費量も71万トンで同0.6%減と数字を落としている。
10月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ