Mondi社は同社従業員代表に対して2015年6月末頃をもってフィンランドの同社Lohja工場の1号機を永久停止する予定であることを既に通告していたが、このほど同工場の全従業員との協議プロセスが完了した。現在、同工場の従業員は約170名で、そのうち最大55名がこの停止による影響を受ける。同工場は、主に医療用、食品包装用、外食産業用の剥離紙市場に向けて、塗工および非塗工特殊クラフト紙を1号機と2号機で年産合計4万トン生産している。同社顧客は本件の進捗状況について逐一情報共有しており、現行品生産については他の同社工場へ移管されることで合意している。
10月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ