最新の産業統計によれば、9月米国のカートン出荷は週平均で1.5%微増、コンテナーボード在庫は5万3千トンの減少をみせた。コンテナーボード・メーカーやカートン・メーカー各社にとっては予期せぬこの好結果は業界アナリストを喜ばせているが、一方で業界関係者は、近々市場参入する新勢力からの供給増と今後の冬場の不需要期に果たして現在の価格を維持できるのかどうか危惧している。2013年春以降、新規或いは改造されたラインからの増産分は既に120万トンに達しているが、この第4四半期に新たな50万トン以上が市場に出回ることになる。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ