UPM社はドイツ南部に位置する同社Schongau工場へ新たな熱電併給設備を導入、テスト稼働を開始する模様。本プロジェクトは投資額8千5百万ユーロで、予定通り今月末引き渡しが行われ、その後まもなくテスト稼働に入る。同社は2012年に本プロジェクトを公表したが、今回の新設備導入は同工場のエネルギー・コスト削減および安定したエネルギー供給の確保を目標としている。このガス燃焼による熱電併給設備の導入により、40年間使用してきた旧設備は廃棄されることとなる。因みに同工場は汎用および特別な新聞用紙に加えSC紙などを生産、3ラインで年産合計約76万トンの生産能力がある。
12月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ