最新の産業統計によれば、米国12月の工業生産高指数は1.3%の上昇をみせた前月から0.1%の微減にとどまった。12月の微減の要因は、例年より温暖な気候によって電力の消費落ち込みが反映されたもので、電力消費を除けば、工業生産高は逆に前月比0.7%の上昇に転ずる。製造業は同0.3%増で、4ヶ月連続で上向いた。鉱工業では前月まで2ヶ月連続で減少をみせていたものの、当月は同2.2%増となった。前年同月比でみれば全体の工業生産高指数は前年12月より4.9%増となっている。また、工業分野の稼働率は同0.3%下落して79.7%を示し、この数字は1972年~2013年の長期推移の平均を0.4%下回っている。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ