最新の紙パルプ統計によれば、北米の2014年新聞用紙需要は前年同期比9%の減少をみせた。また、特に12月の需要は前年同月比で11.9%の大幅減となった。12月は新聞用途の落ち込みが大きく、前年同月比15.2%減、1年を通しても12.2%と数字を落とした。一方、12月の商業印刷用途では0.4%わずかに増加、年度累計でも前年同期比2.5%数字を伸ばした。一方、海外輸出向けの新聞用紙は前年同月比で4.7%の減少で、通年の平均6.8%減よりはわずかに上回った。12月北米の工場稼働率は93%で、前年同月より5%ポイント改善された。
1月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ